今の『萬歳楽』=300年の歴史×家修杜氏×・・・
今の『萬歳楽』をお伝えしていくために、家 修(いえ おさむ)杜氏のことを、いろいろとお伝えしていく調査報告のその2です。 今回は、蔵に入って2年目の社員蔵人(醸造期間には杜氏や蔵人とともに寝食を共にしてして酒造りに励む社員)に証言を求めました。 彼は「ものづくり」に関われる仕事を探す中で、現在の仕事に巡り合ったそうです。 そんな彼が感じる「百万石の名工」家杜氏について。 ★証言1★ 家杜氏は、笑顔のイメージがあるかもしれませんが、仕事に入った瞬間に厳しくなります。 ★証言2★ 蔵の世界は、教えてもらうのではなく見て覚えることが基本ですが、 家杜氏はとても几帳面で、最初の頃は特に段取りについてよく注意を受けていました。注意は非常に細かく具体的でした。また蔵人たちは、蔵の隅々まで整理整頓しておくことに気をつけています。 ★証言3★ 家杜氏は、味を細かく感じる能力と、それを豊かに表現する力が自分とまったく違うのです。 2年目の自分が、あと何年経験を積めばそこに至ることができるのか、その距離感さえまったく想像できません。 なにか凄さ感が伝わってきましたので、その印象をイラストにしてみました。また、お酒を飲んでいる姿になりましたが、表情が違うことに注目してください。 そして最後に、こんな証言がありました。 ★証言4★ 今は家杜氏に近づいている感覚さえありませんが、積み重ねが大事だと思うので、地道に努力をしていこうと思っています。昨年辛かったことが、今年は辛くなかったり、自分のそういう変化は実感しています。 社員蔵人2年生、がんばってください! と書いておきたくなりました。 めでたいお酒『萬歳楽』が生まれる蔵の雰囲気を少しお伝えできたのではないかと思います。 ☆-----------------------
このたびの大雨により被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。 一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。 -----------------------☆ 今の『萬歳楽』=300年の歴史×家修杜氏×・・・ 今の『萬歳楽』をお伝えしていくために、家 修(いえ おさむ)杜氏のことも、いろいろとお伝えしたいと思っています。 しかし実は、清酒メーカーにいても、蔵人でなければ、杜氏の世界は謎が多く、知っていることは皆さんとそんなに変わらないかもしれません。 また、能登杜氏四天王の流れを汲みミスターパーフェクトの異名を持つ、石川県「百万石の名工」である家杜氏に、「家さんちょっと教えてくれますか?」と話しかける勇気が私にはありません。 でも、『萬歳楽』広報担当としましては、いろいろ伝えなくては・・・。ということで、家さんを知る人たちから、様々な証言を集めていくことにしました。 今は、蔵の仕事はほぼお休みの時期です。 家杜氏は最近、『萬歳楽』本店に、ニコニコと買い物に来るという話を聞きました。 『萬歳楽』本店では、ちょうど新人二人が研修を兼ねて頑張っていたので、まず彼らから情報を集めてみることにしました。 1週間で3つの証言が集まりました。 ★証言1★ 買い物するついでに、吟醸酒、大吟醸酒の保存の仕方について教えてくれました。あ、買い物の方が「ついで」だったのかも・・・ ★証言2★ 家杜氏が、食べるコオリ酒「白山氷室」を購入したときに、私たち二人はまだ味わったことがないという話になって、二人の分も買ってくれました(筆者注・・・図々しいぞ)。 ★証言3★ お客さんが事務所に来られたときに、その時お茶を出せる人が私しかいなくて、お茶の場所を探していたら、家杜氏がさっと現れて、手伝ってくれました 。 これらの証言を聞いたときの感覚、うまく言葉にならないのですが、 うーん、杜氏、恐るべし(笑)。新人も恐るべしですが。 こんな出来事があったことを、社内の人間もほとんど知らないと思います。 今度、話しかけてみようかな。 いえいえ、家修杜氏の様々な証言による調査、継続したいと思います。 ※ イラストは状況を想像したものです。あくまで想像図です。 尚、『萬歳楽』本店は現在は、新型コロナ感染防止のため、試飲を行っておりません。 大きな魅力の一つをご提供できないことは申し訳ないのですが、雨宿りなどにも、ぜひお気軽にお立ち寄りください。 https://www.manzairaku.co.jp/where-to-taste.html |
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10 月 2020
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