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「加賀梅酒」の原料である北陸特産「紅映梅」。金沢市小原町にある徳田仙様の梅園を訪問し、「紅映梅」栽培に関する様々なことを教えていただきました。〈2018年12月25日訪問〉
紅映梅栽培のきっかけ元々タケノコを栽培されていたお父様が、当時福井で有名だった紅映梅(西田梅)の栽培地へ視察に行かれ、その苗を持ち帰ったことが始まりだそうです。しかし当初は、黒星病に悩まされ収量も伸びず、軌道にのるまでに10年かかったそうです。
今では、この小原町エリアで年間20tの生産をされています。 徳田流「紅映梅」の育て方【化学肥料を使わない】・・・鶏糞を使用。
【労力と知力を総動員する剪定作業】・・・一度実がなった枝には実がならないが、実がならない枝から分枝した枝には実がなる。どの枝を落とすべきか残すべきかの取捨選択が難しく、剪定は肉体的かつ非常に知的な作業。 【2度に分けた収穫】・・・同じ木でも高い場所と低い場所では成熟具合が異なるため、1本の木を2回に分けて収穫。 年間スケジュール9月上旬~10月・・・施肥
11月~2月・・・剪定 3月上旬・・・手入れ(梅の花が咲く時期) 6月下旬~7月上旬・・・収穫(半月で終わらせる) 7月下旬~8月下旬・・・草刈り、剪定 |
収穫風景(2020年6月)
6~7月の収穫後の選別、洗浄の様子です。
収穫後には、丁寧に選別作業が行われます。
大きさについては、30mm以下、30~33mm、33mm以上に選別するのですが、この作業を目視で正確に行うことは、さすがに不可能です。 最初の穴をクリアした30mm以上のものが「加賀梅酒」の原料となります。 |
ヘタ取りの工程は
(1)水で洗う。 (2)洗った梅の実をレーンに載せ、両サイドに立った作業員がヘタをとる。 (3)回転式の洗浄機で、ヘタを取った梅の実の汚れを落とす。 (4)小分けにして乾燥。 工程(3)においては、紅映梅ダンスが繰り広げられているのでした |